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酪農学園大学(江別市)へのPM2.5測定装置の設置と観測開始について

当センターの安成准教授・ディスティングイッシュトリサーチャーが、2022年9月5日に酪農学園大学能田教授(獣医保健看護学類)及び馬場賢治准教授(環境共生学類)と共同で、酪農学園大学中央館の屋上に寒冷地仕様のPM2.5測定装置を設置し、PM2.5の観測を開始しました。この装置は、安成准教授が名古屋大の研究グループと共同で開発を行なってきたものの商用版で、(株)タナカから販売されている装置です。当日は、(株)タナカにもサポートをしていただき設置を行いました。現在、環境省の「そらまめくん」によるPM2.5測定は、札幌市内で13ヶ所行われていますが、隣の江別市にはありません。我々のPM2.5測定設置の設置により、今後江別市内のPM2.5による大気汚染状況を評価したり、対策に使われることが期待されます。また、大学に設置されたことで、測定データを使った教育的利用にも今後活用することも検討されています。