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安成准教授が雪氷防災研究センターへPM2.5測定装置を設置

当センターの安成准教授が、2021年11月1日に、新潟県長岡市にある防災科研(NIED)の雪氷防災研究センター(SIRC)にPM2.5測定装置を設置しました。これは、当センターとNIEDで共同研究「PM2.5が北陸地域の降積雪時間変動に与える影響に関する観測研究」(2021年10月25日共同研究契約締結)を最小限5年間行い、データの有効性等を解析し、後継研究も検討する長期の共同研究計画に基づきます。防災科研SIRCでは、主にPM2.5観測値を降水量、降雪粒子特性、雪面アルベド、長短波放射などSIRC露場観測値と比較し、PM2.5の量的変化と積雪特性の関係について解析する予定です。一方、当センターでは、SIRCにおけるPM2.5測定値を北海道大学が展開する多地点の同装置による測定値及び大規模大気循環場等と比較し、SIRCに飛来したPM2.5と関連する大気エアロゾルの起源や経路、またそれを決定づける気象学的特徴について解析する予定です。