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【速報】本学および東北大学が開発した人工衛星RISESATなどによる衛星観測で社会問題となっている北海道太平洋沿岸の赤潮を監視

今年9月中旬以降、北海道の太平洋沿岸でウニやサケが大量に死んでいるのが発見されていますが、その原因として同時期に発生している赤潮が強く疑われています。赤潮は海中の藻類が繁殖することにより引き起こされますが、有毒藻類である場合、多大な水産被害が発生します。本学と東北大学で共同開発された人工衛星「RISESAT」に搭載されている海洋観測カメラ(OOC, 本学・宇宙ミッションセンター開発)にて撮像された衛星データを、本学・北極域研究センターで解析した結果、北海道えりも岬付近で赤潮と思われる水域が観測されており、両センターでは水域の拡大などについて監視を続けています。