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当センターの安成哲平准教授らの研究グループのシベリア森林火災の大気質・気候・経済への包括的な影響についての論文が北海道大学からのプレスリリースで紹介されました

  • 2024.4.25

当センターの安成哲平准教授・ディスティングイッシュトリサーチャー、東京大学の成田大樹教授、九州大学の竹村俊彦主幹教授、北海道大学大学院の若林成人氏(研究当時)、千葉大学の竹島滉特任研究員による研究グループが行った、シベリア森林火災が気候、大気質、経済に与える影響について、MIROC5気候モデルを用いて感度実験による現在及び近未来(2030年)の気候条件下で森林火災増加を仮定した全球感度数値シミュレーション、およびその解析からの包括的な評価についての論文が北海道大学のプレスリリースで紹介されました。


(Open AIのDALL·EをGPT-4で使用して作成)

北海道大学 >プレスリリース(研究発表)
シベリア森林火災の大気質・気候・経済への包括的な影響を現在及び近未来気候条件の感度実験から初めて評価~森林火災による大気エアロゾルは気候、人の健康から経済にまで影響を与える~(北極域研究センター 准教授 安成哲平)
https://www.hokudai.ac.jp/news/2024/04/post-1440.html

論文:
Yasunari, T. J., Narita, D., Takemura, T., Wakabayashi, S., & Takeshima, A. (2024). Comprehensive impact of changing Siberian wildfire severities on air quality, climate, and economy: MIROC5 global climate model’s sensitivity assessments. Earth’s Future, 12, e2023EF004129.
https://doi.org/10.1029/2023EF004129