北極域の先住民社会では、豊かな自然の恵みを生かした生活様式が営まれてきました。しかし、気候変動や鉱物資源の採掘など、先住民社会の漁猟をとりまく状況は大きく変化したことも知られています。
本セミナーでは、グリーンランドの人々の生活に詳しいカルガリー大学の林直孝氏を迎え、漁猟文化の現在について考えます。
日時:2019年11月9日(土)14時~16時
場所:北海道大学総合博物館 1階講演室(N127)
1)話題提供
・近藤祉秋(北海道大学)「内陸アラスカの事例から」
・林直孝(カルガリー大学/北海道大学)「グリーンランドの事例から」
2)座談会 「北極域の先住民社会と漁猟」
主催:北海道大学アイヌ・先住民研究センター 生業と食プロジェクト
後援:北海道大学北極域研究センター人文社会科学研究グループ