南極・北極学特別講義II

概要

北海道大学では、ArCSIIIの人材育成事業の一環として、Hokkaido Summer Institute 2025のプログラムの中で、南極・北極学特別講義IIを開催します。

本プログラムは、本学の特徴ある研究分野である「南極」・「北極」を中心テーマとして、その概要と先端研究の一端を英語によって学ぶことを目的としています。また、専門知識の習得に加えて、英語による講義の聴講、海外研究者との質疑応答、受講自身の口頭発表など、コミュニケーション技術の習得も目的のひとつです。

実施方法

極地研究をリードする世界的に著名な海外研究者4名と本学研究者1名を講師とし、約2週間にわたる集中講義を開催します。講義は極地海洋の生態系、雪氷の物性から南極氷床のふるまいまで、南極と北極の広い範囲にわたります。さらに南極・北極科学に関する英文資料を題材として、受講学生自らがスライド資料を準備し、英語による口頭発表と質疑応答を実践します。

2025年度

2025年度参加者

【学外参加学生一覧】

氏名 所属 学年
福田 将太 東京大学大学院 新領域創生科学研究科 M1
WANG ZIRUI 総合研究大学院大学 M1
Kim Sara 京都大学 理学研究科 M1
石川 采燈 東京海洋大学 M2
梅野 錬 九州工業大学 Phd.3
新村 祥一 千葉大学 M1
小幡 利空 東京大学大学院 地球惑星科学専攻 M1
惣坊 茜音 東京海洋大学 海洋科学技術研究科 M1

【担当教員】

ウィルヘルム ハーゲン名誉教授(ブレーメン大学)
ハインツ ブラッター名誉教授(スイス連邦工科大学)
ローレン ミラー准教授(ヴァージニア大学)
ジェイソン アムンソン教授(アラスカ南東大学)
ラルフ グレーベ教授(北海道大学 低温科学研究所)
杉山 慎教授(北海道大学 北極域研究センター長)
福井 学特任教授(北海道大学 低温科学研究所)

【2025年度実施詳細】

日付:2025年9月10日(水)~9月26日(金)
コース:先端研究コース
対象:学生・社会人等
レベル:修士
授業形態:対面とオンライン選択可
授業タイプ:講義、演習
言語:英語

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