「Arctic Challenge for Sustainability(ArCS)III – 北極ガバナンス研究グループ」と北海道大学 北極域研究センターは、2025年10月23日にワークショップ「Hybrid Governance in the Arctic(北極域におけるハイブリッド・ガバナンス)」を開催しました。
第1セッションでは、Jarmo Vakkuri教授(タンペレ大学)およびJan-Erik Johanson教授(タンペレ大学)が、ハイブリッド・ガバナンスの概念について導入的な講演を行いました。続く第2セッションでは、大西富士夫(北海道大学)、Medy Dervovic(アイスランド・レイキャビク大学/ラップランド大学)、およびTimo Mohr(ドイツ・ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン)の3名が、北極ガバナンスに関する発表を行いました。
最終セッションでは、Juha Saunavaara(北海道大学)、Aileen A. Espiritu(ノルウェー北極大学)、およびMarina Lomaeva(北海道大学)の3名が登壇し、北極ガバナンスの課題をハイブリッド・ガバナンスの概念と結びつけて議論しました。
本ワークショップでの活発な議論と意見交換を通じて、今後、ハイブリッド性の視点から北極ガバナンスを分析する共同研究プロジェクトや出版成果へと発展することが期待されます。








