本年度8月23日~9月6日に実施した「スイス氷河実習」の報告会を10月3日(金)に北海道大学にて開催しました。
北大外から参加した東京大学大学院の小幡さんや総合研究大学院の鈴木さんも来札し、北極域研究に興味を持つ約18名(対面)、約17名(オンライン)の合計約35名が参加しました。
2007年から氷河の観測を開始し、2019年を境に氷河の表面標高の低下速度が大きく上昇し、氷河の融解が急速に進んでいることが発表されました。また、氷河の観測は地球温暖化への影響のみならず、災害防止の観点からも重要であることが議論されました。
氷河後退後の植生について、調査したグループもありました。発表にあたって、チームワークが発揮され、みんなで力を合わせて作り上げた実習であったことを感じました。