当センターは、2025年7月1日から4日にかけて、サマーインスティテュート「Understanding the Changing Arctic and Its Global Interconnections」を開催しました。
本講座の目的は、北極で進行する環境変化について包括的な理解を深めること、北極域を対象とした枠組み・政策・国際的な合意を学ぶこと、そして地球規模の現象が北極域の課題とどのように交差し、国際的なアクターが北極地域の発展にどのような影響を及ぼしているかを探ることにありました。
講義では、北極域の生物多様性、北極海洋生態系と遠隔観測、気候変動と将来の環境リスク、北極域の地政学と国際関係、日本と北極域、中国と北極域、国際法および先住民を取り巻く法の視点から見た北極域、持続可能な経済開発といった幅広いテーマが取り上げられました。
当センターの教員に加え、カムルル・ホサイン(Kamrul Hossain)教授(ラップランド大学)、マーティン・コッサ(Martin Kossa)准教授(ノード大学)が教壇に立ちました。