当センター研究員の帰山雅秀氏(北海道大学名誉教授)の研究成果が、8月1日の北海道新聞と8月13日の朝日新聞(全国版)で紹介されました。地球温暖化の影響で減少している日本系サケが、反対に増加しているベーリング海のカラフトマスとの競争関係で負けていることがロッカ・ボルテラの競争式から明らかになりました。
公式ウェブサイト(北海道新聞)「秋サケ減少、カラフトマスとの競争が主要因か」
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/1045258/公式ウェブサイト(朝日新聞、全国版)「日本のサケ、エサ競争でカラフトマスに負け減少、海水温上昇で」
https://digital.asahi.com/articles/ASS8F1VPKS8FIIPE01RM.html?iref=pc_ss_date_article
地球温暖化の影響で、日本系サケの現存量と環境収容力は減少し、ベーリング海系カラフトマスのそれらは増加しており(A)、2000年後半以降ベーリング海では日本系サケがカラフトマスとの種間競争で負けていることがロッカ・ボルテラの競争式から分かった(B)