公益社団法人日本船舶海洋工学会は海洋への理解を深めること等を目的として全国で海洋教育フォーラムを開催している。第106回海洋教育フォーラム（日本船舶海洋工学会海洋教育推進委員会主催、北海道大学北極域研究センター他、後援）が2025年12月6日に北海道大学学術交流会館小講堂で開催された。
本フォーラムは「海がひらく北海道の未来」をテーマとし、第１部 専門家による講演及び第２部 高校生による研究発表の2部構成で行われた。
第１部では一般社団法人寒地港湾空港技術研究センターの平澤充成 審議役から「北海道における港湾の役割 ～これまで と これから～」、北海道大学北極域研究センターのポドリスキ 准教授による「北極の声を聴く～グリーンランドにおける動物とその環境の音響モニタリング～」と題した講演が行われた。
また第2部では道内の6校（北海道厚岸翔洋高等学校、北海道小樽水産高等学校、市立札幌旭丘高等学校、市立札幌開成中等教育学校、北海道札幌啓成高等学校、札幌日本大学高等学校、北海道函館水産高等学校、立命館慶祥高等学校）が参加し、11件の講演を行った。全体を通して非常に活発な質疑が行われた。
ポドリスキ准教授による講演
高校生による研究発表
