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北極評議会PAMEワーキンググループ 出席報告

  • 2019.9.11

 北極評議会のPAMEワーキンググループ (Protection of the Arctic Marine Environment)の2019年度第2回会議が,アイスランドのレイキャビクで始まりました.会議には北極評議会メンバー国より54名,永久参加者 1名(Inuit Circumpolar Council),オブザーバー国・団体から29名が参加しています.今回から新しい議長を迎え,またアイスランドが北極評議会議長に就任して最初のPAME会議となり,これから新しい2年間の活動を始めるにあたり,その活動方針ならびに各実施プロジェクトの内容確認などを審議しています.会議は10/10~10/12の3日間行い,最終日には会議での決定事項を確認したRecord of Decision の内容を確認して終了となります.開会に際し,先週北極域研究センターを訪問された北極評議会SAO(高級北極実務者会合)議長・アイスランド北極大使のエイナー・グンナルソンさんが挨拶されました. 当地は秋の気配が深まりつつあり,今週の気温は3~12℃位と肌寒い毎日です.天候も昨日(10/9)が驚くほどの晴天に恵まれたほかは,週末まで雨模様です.とはいえ,欧州だけでなく中国から多くの観光客が訪れており,昨日はクルーズ船も入港しました.


写真-1:PAME開催


写真-2:SAO議長挨拶


写真-3:PAME会場のUniversity of Iceland 正面の広場


写真-4:夜,Old Harborから出港するクルーズ船