同化から対等へ?教育と変動するノルウェーサーミ民族とノルウェーの関係性

いつ:
2015年10月30日 @ 6:30 PM – 8:00 PM Asia/Tokyo タイムゾーン
2015-10-30T18:30:00+09:00
2015-10-30T20:00:00+09:00
どこで:
大学院メディア・コミュニケーション棟 608号室
日本
〒001-0017 北海道札幌市北区北17条西8丁目
料金:
無料
連絡先:
ジェフ・ゲーマン准教授

「北海道における先住民族の「知」の接合に関するアクション・リサーチ研究」の研究プロジェクトでは、アイヌ民族の「知」(知識、知恵、価値観)を包括的にとらえるために、海外の先住民族の先進事例から学びつつ、アイヌ民族の教育と文化伝承やそれに影響を及ぼす諸要因をとらえ直そうとしています。その中では、民族的出自に対する思い、つまり「アイデンティティ」がなかんずく重要であると捉えています。この講義では、アイデンティティをとりわけ強く左右する「教育」と主流社会の人々との関係性に焦点を当てるため、ノルウェーの事例から学びます。

ノルウェ―では、サーミ民族の社会と文化をノルウェ―主流社会に同化し、近代化させるという国家「プロジェクト」が1850年以降開始され、教育は重要な役割を果たしてきました。

しかしながら、1970 年代の「アルタ紛争」を境にその風潮は変化し、現在では先住民族サーミの権利を守るため国家的な取り組みがなされています。この講義では、そのような変化が起こった契機や背景要因についてのお話をしていただくとともに、現在におけるノルウェ―の主流社会とサーミ民族の関係性や共生における課題についてもご報告していただきます。Vambheim先生研究会_チラシ_v2-1